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東大阪市のNHK党会派市議 当選無効 大阪高裁判決

大阪地裁=大阪市北区
大阪地裁=大阪市北区

 令和元年9月の大阪府東大阪市議選の当選議員が市内に住んでおらず被選挙権がなかったとして、次点で落選した40代男性が府選挙管理委員会を相手取り、議員の当選無効などを求めた訴訟の判決が25日、大阪高裁であった。中村也寸志裁判長は「必要な住所要件がなかった」とし、男性の審査申し立てを棄却した府選管の裁決を取り消し、議員の当選無効を言い渡した。

 議員は、市議会の「NHKから国民を守る党」会派に所属する嶋谷昌美市議(50)。数年前から兵庫県川西市などに住居を借りていたが、投票日の約3カ月半前、東大阪市にマンションを賃借。被選挙権が得られる3カ月以上の居住実態の有無が争点となった。

 判決は、嶋谷氏が投票前に1カ月以上、川西市の住居で女性と同居していたと認定。東大阪市での電気、ガス代が低額だった点に触れ、「夏場の選挙でエアコンなどを控えたとは考えられず、本拠は東大阪市ではなかった」と結論付けた。

 原告の男性は「住所要件を満たさない立候補者がいなくなることを願う」、府選管の新田谷修司委員長は「本日の判決は極めて厳しいものと受け止めている。今後、内容をよく検討し、方針を決めたい」とそれぞれコメントした。

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