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建設石綿「広く救済を」、京都訴訟結審 最高裁

建設現場でのアスベスト被害を巡る訴訟の上告審弁論のため、最高裁に向かう原告ら=22日午後
建設現場でのアスベスト被害を巡る訴訟の上告審弁論のため、最高裁に向かう原告ら=22日午後

 建設現場でアスベスト(石綿)を吸い、健康被害を受けた京都府の元労働者と遺族らが国と建材メーカーに損害賠償を求めた訴訟の上告審弁論が22日、最高裁第1小法廷(深山卓也裁判長)であり、原告側が「命懸けで裁判を続けてきた被害者を、広く救済する判決を願う」と訴えて結審した。判決期日は後日指定される。

 上告審の審理対象は、屋外作業に従事していた元労働者に対する国とメーカー2社の責任の有無。弁論で、死亡した木村正男さんの妻、慶子さん(76)が「夫が中皮腫になったのは、危ない建材を使っていた証拠ではないか。どうか夫だけを切り捨てないでほしい」と述べた。

 メーカー側は「屋内と異なり、建材の切断で生じた粉塵(ふんじん)は速やかに拡散する」と指摘。国も「深刻な健康被害が生じる恐れがあるとは明らかになっていなかった」とし、責任はないと主張した。

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