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11年前の「性的虐待」で男に無罪判決 交際相手の女性の子に 横浜地裁川崎支部

 平成22年に当時17歳の女性に性的暴行をしたとして、強姦(ごうかん)罪に問われた男性被告の判決公判が15日、横浜地裁川崎支部で開かれ、江見健一裁判長は「姦淫(かんいん)した事実を認めるには合理的な疑いが残る」として無罪(求刑懲役7年)を言い渡した。判決では被告が女性に性的虐待を加えていたことは認めたが、多くは公訴時効が過ぎていることなどから、強姦罪以外は起訴されていなかった。

 被告は女性の母親と交際し、生活費を援助。22年2月13日、「お母さんを悲しませたいのか」と脅し、女性宅で無理やり性交したとして起訴された。

 検察側は女性の証言や事件があったとする日の日記に、「私何されたの」「死にたい」と書かれていたことなどから強姦罪が成立すると主張。弁護側は無罪を主張していた。

 江見裁判長は、「被害者が被告から受けた性的虐待は重く、長期間にわたり、その苦痛も筆舌に尽くしがたいことは明らか」と性的虐待を受けていたことは認定した。一方で令和元年10月に警察に相談した際、起訴された事件以外は時効が成立する旨の説明を受けていたと指摘。女性は被告が刑事罰を受けるのを望んでいたことから「証言に誤りが入っていた危険がある」と判断した。

 また、被告の職場だった工事現場の入退場記録から「(事件があったとする当日に)工事現場にいた可能性が残る」とも指摘した。

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