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東日本大震災10年 祈り深く 各地で鎮魂

東日本大震災から10年を迎え開かれた政府主催の追悼式で、お言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま=11日午後2時57分、東京都千代田区の国立劇場(代表撮影)
東日本大震災から10年を迎え開かれた政府主催の追悼式で、お言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま=11日午後2時57分、東京都千代田区の国立劇場(代表撮影)

 東日本大震災は11日、発生から10年となった。死者、行方不明者、震災関連死を合わせると約2万2千人に上る戦後最大の災害で、今も4万人以上が避難生活を送っている。被災者らは癒えない悲しみを抱きながら、犠牲となった大切な人を思い浮かべ、地震が発生した午後2時46分には各地で鎮魂の祈りがささげられた。

 東京都千代田区の国立劇場では、政府主催の追悼式が、天皇、皇后両陛下をお迎えして開催された。両陛下の追悼式のご臨席は皇太子同妃時代を含め初めて。

 国歌演奏後、地震発生時刻に参列者全員で黙祷(もくとう)をささげ、献花が行われた。

 菅義偉(すが・よしひで)首相は式辞で、「来年度からの第2期復興・創生期間においても福島の本格的な復興・再生、そして東北復興の総仕上げに全力を尽くす」と述べ、被災地の復興事業を遂げる決意を改めて示した。

 天皇陛下はお言葉で、犠牲者に哀悼の意を表された。

 遺族代表として岩手県山田町の佐藤省次さん(71)、宮城県名取市の荒川航さん(16)、福島県南相馬市の斎藤誠さん(50)が登壇。両親を含む親族11人を失った佐藤さんは「平穏な日常に感謝し、強く生きていくことを、犠牲となられた御霊(みたま)にお誓いしたい」と語った。

 政府主催の追悼式は新型コロナウイルスの影響で昨年は開かれず、2年ぶりの開催。政府は、今回の追悼式を最後に来年からは政府主催では行わない考えを示している。

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