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男児死亡のオブジェ火災、元学生2人に禁錮1年求刑 父親「謝罪もない」

 東京都新宿区の明治神宮外苑で平成28年、アートイベントで展示中だった木製のジャングルジムのオブジェが燃え、遊んでいた幼稚園の男児=当時(5)=が死亡した火災で、重過失致死傷罪に問われた建設業の男(23)と大学院生の男(23)の公判が2日、東京地裁(下津健司裁判長)で開かれた。検察側は「投光器の発熱の危険性と(オブジェの)木くずの燃えやすさを認識しながら、注視せず漫然と放置した」としてそれぞれ禁錮1年を求刑した。

 この日は男児の両親も被害者参加制度を利用して出廷した。男児を救助しようとして重傷を負った父親は、「息子は遊ぶことが前提の場所で生きながら焼かれたが、被告らからは謝罪もない」と声を詰まらせながら陳述。母親は「被告らは事故後も以前と同様の生活を続けており、(遺族との)4年半の差にがくぜんとした。息子はもう帰ってこない」と訴えた。

 被告2人はいずれも当時未成年で、オブジェを展示した日本工業大(埼玉県)の学生だった。昨年8月の初公判では「発火するとは考えられなかった」と述べ、無罪を主張している。

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