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「縦揺れから激しい横揺れ」…居酒屋や駅は水浸しに 福島市・不安な一夜 

 13日夜に大きな揺れのあった福島市内では14日、住民らが不安な一夜を過ごした。福島市の繁華街では、店主らが心配した面持ちで、店内の様子を確認しに訪れていた。

 居酒屋「たくの実」の女将、松浦キエ子さん(77)は午後8時に店を閉め、自宅にいたところ地震にあった。「部屋にいたらすごい揺れでびっくりした。10年前より揺れたと思う。最初は縦揺れだったが次に激しい横揺れになった、ネコがびっくりして隠れて出てこない」と話した。

 松浦さんが店に戻って確認したところビールサーバーがレジの方に倒れ、床が液体で水浸しになっていたという。レジは水浸しになり、鍵も折れていた。調理場も調理器具などが散乱。知人の力を借りてビールサーバーを元の位置に戻したが、床の片づけはあきらめて翌日に行うことにしたという。

 福島県では新型コロナウイルス感染拡大防止の緊急対策期間が14日で終わり、約1カ月に及んだ酒類を提供する飲食店などの営業時間短縮などが解除される予定だった。松浦さんは「ようやく15日からがんばるぞと思っていたところだったのに。コロナに地震にもうさんざん」とがっかりした様子で話した。

 JR福島駅東口構内では、天井から水漏れがあり、駅構内が水浸しとなった。駅員らが水をかき出すなどし、駅前の道路まで水浸しになっていた。駅前にある旧中合ビルの付近では、ガラスなどが割れたとみられ、歩道にガラスが散乱し、関係者が通行人に注意を呼び掛けていた。市内では消防車などが行き交い、サイレンが鳴り響いた。

 市内で24時間経営のガソリンスタンドには車が20台以上列をなしていたほか、コンビニエンスストアでは、水を買い求める人の姿もみられた。同市の40代の女性は「東日本大震災の時にガソリン不足や水不足があったから不安があった。別のコンビニは水がもう売り切れていた」と話した。

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