「東日本大震災が頭をよぎった」 震度5弱の仙台市
13日夜に発生した福島県沖を震源とする地震で、震度5弱を観測した仙台市青葉区では、会社役員、梶尾弘晶さん(42)が「激しい横揺れだった。本棚の本が落下した」と振り返った。そして、東日本大震災の発生から3月で10年を迎えるのを前に起きたこととあって「東日本大震災のときのことが頭をよぎった」と声を震わせた。
飲食店の男性店長(42)は「お酒のボトルや食器類が割れてしまった。お客さんは6人ほどしかおらず、被害も少なかった」と安堵した上で、「若いスタッフはびっくりしていた。(地震発生時は)思考停止状態で、動けなかった」と振り返った。