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人気画家、有元利夫の偽作も確認 大量流通事件と関連か

有元利夫さんの「MAGIC 占いの部屋」の真作((C)Yoko Arimoto)
有元利夫さんの「MAGIC 占いの部屋」の真作((C)Yoko Arimoto)

 日本画の大家、平山郁夫らの絵画を基にした版画の偽作が大量に流通した事件で、人気画家として知られる有元利夫の版画6作品の偽作も流通していたことが9日、関係者への取材で分かった。平山らの偽作をめぐり業界団体が調査委員会を立ち上げ今後、全容把握に乗り出す。一方、著作権法違反容疑で捜査している警視庁も関連を調べる。

 有元の遺族や専門家らによる「有元利夫作品鑑定委員会」によると、流通した偽作は昭和50年代に製作された「赤い部屋」「MAGIC 占いの部屋」など6作品で、アルミ板などに描かれた絵を刷る「リトグラフ」。昨年11月、有名画家の偽作が流通しているとの情報を受け調査した結果、紙の質感や色合いが真作と異なり、偽の有元のサインがついた偽作を確認した。

 同委員会は同年12月、ホームページで事実を公表。注意を呼びかけ、作品の鑑定を請け負う一方、購入者の相談窓口を設ける。

 有元は昭和21年生まれ。東京芸大在学中に訪れたイタリアでフレスコ画に触発され、壁画を思わせる味わいのある独自技法を確立。短期間に名作を次々と描いたが、38歳で死去した。

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