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千葉刑務所でクラスター 受刑者ら46人感染 一部裁判は延期

受刑者らのクラスターが発生した千葉刑務所=22日、千葉市若葉区(長橋和之撮影)
受刑者らのクラスターが発生した千葉刑務所=22日、千葉市若葉区(長橋和之撮影)

 千葉刑務所(千葉市若葉区)は22日、20~70代の受刑者33人と70代の労役場留置者1人の計34人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。同刑務所ではすでに刑務官7人と受刑者5人の感染が確認されており、感染者数は計46人。千葉市は同日、クラスター(感染者集団)が発生したと認定、詳しい感染経路を調べている。刑務所の感染拡大で千葉地裁の一部の裁判の期日が取り消し延期になったことも判明した。

 市や刑務所によると、感染が確認された受刑者らは、いずれも軽症か無症状。感染が確認されている刑務官との接触があったとみられる。刑務所内では、感染した刑務官と接触の可能性がある受刑者を可能な限り単独室に移し、居室内で食事をとらせるなどの措置をとっていたほか、マスクの着用や手指消毒の徹底、窓を開けての換気など感染対策を行っていた。

 刑務所や地裁への取材によると、8日に感染が確認された刑務官の行動確認を行ったところ、裁判期日が予定されていた被告と職務中に接触していた可能性が確認されたため、地裁に報告。これを受け、地裁は一部の裁判について期日を取り消し延期にした。

 刑務所の受刑者は22日現在927人で全員男性。職員283人。面会者から受刑者への感染を防ぐため、面会室のアクリル板の穴をふさぎ、マイクとスピーカーを設置しするなど、日頃から感染防止に注意していたとしている。約30人の職員が現在自宅待機中だが、近隣刑務所から応援で業務に支障はないという。

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