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5G情報流出、社外から遠隔操作で持ち出し 転職直前に170点

ソフトバンクの第5世代(5G)移動通信システム対応スマートフォン=2020年3月5日(酒巻俊介撮影)
ソフトバンクの第5世代(5G)移動通信システム対応スマートフォン=2020年3月5日(酒巻俊介撮影)

 第5世代(5G)移動通信システムの営業秘密の持ち出し事件で、不正競争防止法違反容疑で逮捕された合場邦章容疑者(45)が、ソフトバンクの技術情報ファイルを社外から遠隔操作で持ち出していたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。持ち出したファイルは、同社に退職を申告し、ライバル会社に転職するまでの約1カ月間で約170点に上っていたという。警視庁は計画的犯行とみて調べている。

 捜査関係者によると、持ち出されたのは、5Gの基地局設備などの営業秘密だったという。

 合場容疑者は令和元年11月下旬にソフトバンクに退職を申告し、2年1月1日付で楽天モバイルに転職。その約1カ月の間に、自宅のパソコンからソフトバンクのサーバーに、権限で与えられていたパスワードを用いるなどしてアクセスし、データを自らに宛てたメールに添付する形で持ち出していた。アクセスは約30回に達し、退職前に集中的に情報を集めていた形跡も確認されたという。

 ソフトバンクは、持ち出された情報が転職先の楽天モバイルの合場容疑者が使用していた業務用パソコンに保管されている可能性が高いとしている。一方、楽天モバイルは、こうした情報の利用を否定している。

 警視庁は、情報が持ち出された経緯や、その用途などについても慎重に調べを進める方針。

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