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交通量減で速度超過? 東京の交通事故死者数、全国最多ペース

警視庁=東京都千代田区
警視庁=東京都千代田区

 今年の都内の交通事故死者数(24日現在)が前年同期比24人増の152人に上り、全国最多となっていることが25日、警視庁などへの取材で分かった。新型コロナウイルスの感染拡大による外出控えで交通量が激減、スピードを出しやすい環境になったことが要因とみられ、警視庁は啓発や摘発を強化している。

 警視庁によると、24日現在、交通事故発生件数は2万5081件(前年同期比4801件減)、負傷者数は2万8209人(同5802人減)でいずれも前年に比べ大幅に減少。しかし、死者数は増加しており、愛知県の151人を抜き全国最多死者数となった。このまま年間で全国最多となった場合は昭和42年以来、約半世紀ぶりのワースト1位となる。

 警視庁によると、二輪車による死亡事故が目立ち、特に免許取得3年未満や新車に買い替えたばかりの運転手の事故が散見されるという。コロナ禍で電車移動などの密を避けるために二輪車通勤に切り替えるなどにより利用者が増加したことが背景にあるとみられる。

 コロナ禍での速度超過に加え、交通安全教室といった街頭活動の自粛なども死亡事故増につながったとみられるという。

 警視庁では、「密」を避けた横断歩道付近での歩行者らへの注意喚起や、リモート形式の交通安全教室などの啓発を実施。年末年始の摘発も強化する。警視庁幹部は「交通安全を心がけて悲惨な交通事故の当事者にならないようにしてほしい」と呼びかけた。

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