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袴田さん姉「みなさまのおかげ」弁護団「元気なうちに決定を」早期再審に期待

最高裁決定を受け、会見で笑顔を見せる袴田秀子さん(左)と弁護団事務局長の小川秀世弁護士=23日、静岡市内(田中万紀撮影)
最高裁決定を受け、会見で笑顔を見せる袴田秀子さん(左)と弁護団事務局長の小川秀世弁護士=23日、静岡市内(田中万紀撮影)

 昭和41年に静岡県清水市(現静岡市清水区)で一家4人が殺害された強盗殺人事件について、死刑が確定した元プロボクサー、袴田巌さん(84)=釈放=が求める再審開始に可能性をつなぐ最高裁決定が出たことを受け、姉の秀子さん(87)と弁護団が静岡市内で23日開いた記者会見では、喜びとともに早期の再審決定への期待が語られた。

 主な一問一答は次の通り。

 弁護団事務局長の小川秀世弁護士「私たちの主張を正しく理解して今回の決定がなされたと思う。考えていたよりもっと早く、再審開始の結論に持っていけるのではないかと大いに期待が持てる。ここからまた頑張っていきたい」

 秀子さん「本当にとてもうれしかった。皆さまのおかげだと思っております。本当にありがたい」

 --巌さんの反応は

 秀子さん「本当にうれしいクリスマスプレゼント。巌に『再審になりそうだよ』と言ったら、『そんなの嘘だよ』と言うんです。巌の感覚からしたらそうでしょう。理解しているかどうかは分からないけど、たぶん理解していると思う。何となく雰囲気で分かっていると思う」

 --再審決定ではなかった点はどう受け止めるか

 小川氏「一番早く審理を進めるためにこういう形の判断をしてもらったと理解している」

 --再収監の不安が大きかったのではないか

 秀子さん「国もそんなにむごいことはしない、絶対に大丈夫だと私は思っていた。巌は現実に私のそばにいるんですよ」

 --審理は続く。年齢が負担になると思うが

 秀子さん「私は年のことなんて全然気にしてない。確かに高齢者ですが、頑張ります」

 小川氏「巌さんも秀子さんも元気なうちにいい決定をもらえると信じているし、そういった方向で頑張る」」

 --支援者らの励ましに対しては

 秀子さん「巌は堂々と街を歩いている。皆さまがよけることなく、声をかけて応援してくれる。それは大変ありがたい。だから私は、あえて巌を外に出している。本当に全国の皆さまのご協力のおかげです。本当にありがとうございます」

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