秋田県警察本部
19日午後7時50分ごろ、秋田県湯沢市の稲川スキー場に至る市道が、大雪による倒木や電柱の倒壊で通れなくなり、小中高生を含む客と従業員計44人が孤立した。湯沢署によると、20日午前に倒木の撤去が完了するなどして通行可能となり、孤立状態は解消された。
44人はスキー場内のレストランで待機し、一夜を明かした。体調不良者はいないという。
スキー場に駆け付けた市教育委員会の施設管理担当者は、電話取材に「利用客は順次、自分の車などで帰宅した。停電した時間もあったが30分ほどで復旧し、支障はなかった」と説明。スキー場は21日に営業再開予定だという。