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千葉の保険金殺人 内装工の男に懲役10年判決 幇助犯を認定

千葉地裁
千葉地裁

 千葉県富津市の港で昨年1月、多額の生命保険がかけられていた千葉市若葉区の内装工、宍倉拓也さん=当時(23)=を海に落として溺死させたとして、養父ら3人が起訴された事件で、殺人罪に問われた、内装工、金子栄司被告(51)の裁判員裁判の判決公判が16日、千葉地裁で開かれた。小池健治裁判長は、幇助(ほうじょ)犯の成立にとどまるとして懲役10年(求刑懲役15年)を言い渡した。

 公判では、金子被告が幇助犯にとどまるか否かが争点となった。公判で、金子被告は「手伝いで殺した」と述べ、従属的な立場だったと主張。弁護側は、懲役7年が相当と述べていた。

 同事件では、首謀者とみられ、金子被告や拓也さんが勤めていた内装会社の社長で、拓也さんの養父、宍倉靖雄被告(49)と、実行犯の彫師、佐中佑輔被告(33)も起訴されている。

 小池裁判長は判決理由で「計画準備段階での関与は小さく、宍倉被告の指示に従って現場まで車を運転したが、利益のために主体的に関与したとはいえない」とした。一方で「殺害の可能性が高いことを認識しながら、現場まで車を運転し、被害者と一緒に釣りをして油断させるなど、重要な役割を果たしており、幇助犯の中でも最も重い部類だ」と厳しく非難した。

 小池裁判長は判決後「宍倉容疑者に従わず、毅然(きぜん)と犯行を避ける道もあったはず。責任の重さをかみしめて罪を償ってください」と説諭した。

 判決によると、金子被告は、昨年1月27日朝、宍倉容疑者らが共謀し、富津市の港の岸壁から拓也さんを海に落とし殺害することを知りながら、車を運転するなどし、幇助したとしている。

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