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劇団俳優2人、石綿疾患で労災 設営で吸引、がんや中皮腫に

 東京都内の劇団に所属、雇用契約を結ばずに俳優として活動していた男性2人が、仕事中にアスベスト(石綿)を吸い込んだのが原因で肺がんや中皮腫を発症したとして、労災認定されていたことが16日、分かった。患者の支援団体「中皮腫・アスベスト疾患・患者と家族の会」が都内で記者会見し、明らかにした。「雇用契約のない劇団員で、労災と認められるのは珍しい」としている。

 同団体によると、2人のうち男性1人は東京都町田市の78歳で、昭和35年4月から劇団に所属。1970年代半ばまで全国の小中学校の体育館などで公演し、石綿が吹き付けられた天井に照明器具を取り付ける作業を行った。平成28年に肺腺がんと分かり、今年7月、労災認定された。

 別の男性は55歳で、平成2年4月に入団、各地の学校やホールなどを公演で回った。天井付近で小道具の設置作業などをしており、今年1月に悪性胸膜中皮腫と診断され、11月に労災認定を受けた。

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