群馬・安中の2児死亡、重傷の母は自殺図ったか
群馬県安中市の住宅で16日、4歳の男児と2歳の女児のきょうだいが死亡した事件で、群馬県警は同日、近くの用水路で見つかった母親(32)の首や手首、腹に切り傷があったと明らかにした。重傷で意識がはっきりしないという。用水路からは包丁も見つかっており、県警は母親が自殺を図ったとみて調べるとともに、回復を待って2人が死亡した経緯について事情を聴く方針。
県警によると、死亡したのは藤巻慶ちゃん(4)と愛梨亜ちゃん(2)。17日に司法解剖して死因を調べる。両親と祖父母の6人暮らしで、16日午前4時45分ごろ、祖母から119番通報があった。
母親は一時行方が分からなくなっていたが、同7時15分ごろ、近くの住民が用水路で発見。肩まで水につかり、意識がもうろうとした状態だった。