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横浜でタンス預金狙う新手の犯罪 家の外に誘い出す

県警はタンス預金を狙った犯罪に注意を呼びかけている(県警ツイッターから)
県警はタンス預金を狙った犯罪に注意を呼びかけている(県警ツイッターから)

 神奈川県内でオレオレ詐欺からヒントを得たとみられる巧妙な空き巣事件が発生していた-。先月15日、横浜市磯子区の無職女性宅から現金約1200万円が盗まれる空き巣事件が発生していたことが捜査関係者への取材で分かった。この事件では、女性宅に事件直前、孫を装った男から「お金が必要だ」といった電話があり、女性が現金を渡そうと家を出ていた隙に空き巣に入られていたことも判明。同県警は犯人グループが特殊詐欺の手口で女性を誘い出し、その間に現金を盗んだ新手の犯罪とみて窃盗容疑で捜査を進めている。

 この無職女性宅に10月15日午前11時半ごろ、孫を名乗る男から「郵便物を間違えて出してしまった。お金が必要だ」などと電話があり、信じ込んだ女性は言われるがままに現金100万円を用意して、自宅近くの店の前で孫を待った。しかし、孫は現れず、おかしいと感じて帰宅すると、自宅の窓ガラスが割られ、現金が盗まれているのを発見。110番通報したという。

■孫を装った電話で

 捜査関係者によると、女性宅は一戸建て。女性は孫を装った男からの電話を受け、自宅玄関の鍵を施錠して出かけたが、帰宅すると鍵が開いていた。女性は自宅に現金約1200万円を保管していたが、帰宅後にはこれが丸ごとなくなっていた。

 女性は自宅に大金があることを電話での会話の中で“それとなく”聞き出されていた可能性もあり、「急にお金が必要になった。自宅にいくらある?」などといった怪しい電話に答えてしまい、特殊詐欺グループに狙われるアポ電詐欺や強盗に襲われるアポ電強盗からもヒントを得た犯行だった疑いもある。

 現場は人通りの少ない住宅街の一角だが、事件があった当日、不審車両を見かけたという目撃情報があった。捜査関係者によると、午後に「白っぽい車が走り去るのを見た」という目撃情報が複数あるという。県警はオレオレ詐欺のような電話から空き巣までの一連の動きが犯罪グループによる計画的犯行とみて、窃盗容疑で捜査している。

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