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座間9人殺害 女性の抵抗「今は覚えてない」

白石隆浩被告(ツイッターから)
白石隆浩被告(ツイッターから)

 神奈川県座間市のアパートで平成29年、15~26歳の男女9人が殺害された事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の第18回公判が11日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれた。8番目に被害に遭った横浜市のアルバイトの女性=当時(25)=に関する被告人質問が行われ、被告は「(殺害時に)女性の抵抗があったか、今は覚えていない」と述べた。検察側は「9人全員から抵抗された」とする被告の供述などを根拠に殺害の承諾がなかったと主張していた。

 白石被告は検察側の質問で、捜査段階で供述した「手足や体を動かしたり、起き上がろうとしたりした」「言葉にならない声を上げた」とする女性の抵抗の様子を「具体的に思い出せない」と証言。一方、弁護側は逮捕から約2カ月後の29年12月に作成された供述調書を読み上げ、検察官から「女性とも、もみくちゃってことでいいんですね」と問われた被告が「そうですね」と答えていたと指摘した。

 一連の公判では、具体的な殺害状況の直接証拠が白石被告の供述しかなく、被告の供述の信用性も焦点となっている。弁護側は「捜査段階と公判で被告の供述内容が食い違っている」と主張している。

 このため、検察側は女性が履いていたズボンのサイズや、失神した女性をまたがらせたクーラーボックスをどうずらしたかなど、これまでの審理では確認しなかった詳しい殺害状況を尋ねた。弁護側の質問後に行った追加質問でも、「(被告が犯行時の状況について)『推察する』という言葉を使うことを、弁護人が問題視している」と被告に念押しし、現在の記憶に基づいて答えるよう促した。

 被告は7人目以降も殺害を続けた理由について、「昏睡(こんすい)状態の女性との性行為に快感を覚え、やめるつもりはなかった」と説明。8人目の犠牲となった女性の殺害前には、密閉可能な収納ボックスと長さ12メートルのロープなどを新たに購入しており、「(ツイッターで)やりとりして会えそうな人が当時3、4人いたので、人数分のロープを買った」などと話した。

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