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「普通の状態を襲うこと快感に」座間9人殺害公判で被告

白石隆浩被告(ツイッターから)
白石隆浩被告(ツイッターから)

 神奈川県座間市のアパートで平成29年、男女9人が殺害された事件で、強盗強制性交殺人などの罪に問われた無職、白石隆浩被告(30)の裁判員裁判の第11回公判が26日、東京地裁立川支部(矢野直邦裁判長)で開かれた。白石被告は被告人質問で、4番目に犠牲となった大学2年の女子学生=当時(19)=について、直接会ってから具体的な自殺の話題は「一切出なかった」とし、殺害時は突然襲ったと振り返った。

 被告は一緒に自殺する口実で学生と連絡を取ったが、直接会ってからは具体的な自殺方法などの話題は出ず、悩みも「聞けなかった」と説明。殺害時の記憶は「断片的」としつつ、「相手が普通にしている状態を襲うことが快感につながった」と述べた。殺害直前に自殺を勧めたり、殺害の同意を得たりしなかったとの認識も示した。

 また、5番目に犠牲となった無職女性=同(26)の事件に関する証拠調べも行われ、女性の元夫と母親が証人として出廷。女性は生前、首にロープをかけるなど自殺未遂をしていたが、元夫は「死にたくないし、止めてほしかったと聞いていた。本気で自殺しない確信はあった」とし、「殺害の承諾はあり得ないと思う」と証言。2人とも被告に死刑を望むとした。

 この日の被告人質問では、犠牲者らと同時期にSNS(会員制交流サイト)で出会い、10日間ほどアパートに滞在した女性についても触れられた。

 被告は、仕事や身なりから収入があると感じ、飲食や生活費に3万円程度の支払いをさせていたと言及。金が得られなければ殺害したか問われると「関係は良好と思っていたので(殺そうという)考えはなかった」とし、殺害するかどうかは「状況によりけりで、収入がなくても私に対して分かりやすい好意を示すなら付き合うことなどを考えていた」と述べた。

 女性は後に、親が心配しているとの理由で被告の元を去ったという。

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