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「事故と向き合って」東京女子医大医療事故、息子失った母が心境語る

 医師らからは、納得のいく説明はなかった。「鎮静剤の使用について説明があれば、手術はしなかった。あの病院に行かせなければ、こんなことにはならなかったのに」。自責の念は募るばかりだった。

 当事者の口から真実を明らかにしてほしいとの思いから、28年12月、医師らを相手取り損害賠償請求訴訟に踏み切った。口頭弁論が今年2月に始まったが、当時の細かい記憶は次第に薄れ、手帳や写真などを基に裁判を進めている。「これだけの時間がかかってしまった。本当に悔しい」。医師らがあやふやな主張をする姿に、「息子の死とちゃんと向き合っていない」と、いらだちを覚えた。

 捜査の進展も分からず、「このまま息子が亡くなったことが、なかったことになってしまうのでは」と思い詰め、不安な日々を送ってきた。事故から6年8カ月。医師らに対しては「しっかりと事故と向き合い、真実を話してほしい」と、強い思いを語った。(松崎翼、王美慧)

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