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追悼、遺族「語り継ぐ」 台風19号上陸から1年、災害復旧道半ば

宮城県丸森町で開かれた追悼式で献花する遺族代表の大槻恵太さん=12日午前
宮城県丸森町で開かれた追悼式で献花する遺族代表の大槻恵太さん=12日午前

 記録的な豪雨で東日本を中心に甚大な被害をもたらした昨年10月の台風19号は12日、上陸から1年を迎えた。洪水や土砂崩れなどにより、共同通信の集計で113人が亡くなり、3人が行方不明になっている。宮城県丸森町、福島県いわき市は追悼式を開き、遺族らが献花するなどして犠牲者を悼んだ。今なお7千人超が避難生活を送る。

 親族3人が死亡、1人が行方不明となった丸森町の遺族代表、大槻恵太さん(37)は「家族を救えなかった絶望感を抱えて過ごした1年間だった。あの災害を後世に語り継ぎ、生きていくことが私たちの責務だ」と述べた。被災した住宅やインフラの復旧は道半ばだ。保科郷雄町長は追悼式で「復興にはまだ時間がかかるが、安らぎのある暮らしの実現へ一丸となって取り組む」と述べた。

 内閣府のまとめによると、前後に襲来した台風15、21号の影響を含め、1日時点で11都県7895人がプレハブの仮設住宅や行政が家賃を負担する民間住宅「みなし仮設」で避難生活を続ける。

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