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千葉・九十九里女性切断遺体 長男が殺害を否認 

山田容子さんと山田基裕被告が暮らしていた自宅=2018年11月18日、八街市(橘川玲奈撮影)
山田容子さんと山田基裕被告が暮らしていた自宅=2018年11月18日、八街市(橘川玲奈撮影)

 平成30年秋頃に千葉県東部の九十九里浜周辺で、同県八街市の山田容子さん=当時(75)=の切断遺体が相次いで発見された事件で、殺人と死体損壊・遺棄の罪に問われた長男の基裕被告(39)の裁判員裁判初公判が7日、千葉地裁(安藤範樹裁判長)で開かれ、基裕被告は「私は母を殺していません」と述べ、殺人の起訴内容を否認した。死体損壊・遺棄については認めた。

 検察側は冒頭陳述で「遺体に首を絞められた形跡があり、死因は窒息だった」と指摘。「母親の小言により被告の妻は実家に帰った。財産管理を巡りトラブルも生じるなど、不満が抑えきれずに殺害に及んだ」と述べた。

 一方、弁護側は「遺体の状況から事故死の可能性が残り、唯一の肉親である母に対する殺害の動機もない。母は認知症の所見があり、事件前日に口論になった際、包丁を持ち出した。止めるために暴力を振るってしまい、それが死因になったと勘違いし、死体を解体遺棄した」と、殺人罪について無罪を主張した。

 起訴状によると、基裕被告は30年9月、自宅で母親の容子さんの首を圧迫して窒息死させた上、遺体をのこぎりなどで切断、同県大網白里市内の川や周辺に遺棄したとしている。

 切断された遺体は同年9~10月、九十九里浜周辺の南北約10キロ範囲で相次いで見つかっていた。

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