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負債2400億円、ジャパンライフ元会長の資産は約200万円 債権者集会で報告

詐欺の容疑で逮捕されたジャパンライフ元会長の山口隆祥容疑者(中央)=9月18日午前7時29分、東京都文京区
詐欺の容疑で逮捕されたジャパンライフ元会長の山口隆祥容疑者(中央)=9月18日午前7時29分、東京都文京区

 磁気治療器の販売預託商法などを展開し約2400億円の負債を抱えて破綻した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、元会長、山口隆祥容疑者(78)の個人資産が約200万円しか見つかっていないことが5日、分かった。同日に開かれた山口容疑者と娘の元社長、ひろみ容疑者(48)の債権者集会の後で、「全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会」が明らかにした。

 ジャパンライフは平成29年に事実上の経営破綻となり、山口容疑者とひろみ容疑者についても東京地裁で破産手続きが進められてきた。この日は逮捕後に初めて非公開で債権者集会が開かれた。

 連絡会によると、山口容疑者の個人資産は約200万円しかなく、届け出債権の総額の0・016%にとどまるという。ひろみ容疑者は、配当すべき財産はなかったとした。

 破産管財人は「これ以上、業務を継続しても、さらなる財産を見つける見通しがない」などと報告。手続きを終了する意向を示したことも明らかになった。連絡会代表の石戸谷豊弁護士は「資金の流れが解明されないまま終わるのは非常に残念だ」と話した。

 警視庁などの合同捜査本部は9月18日、同社が債務超過と知りながら29年8月から11月の間に、顧客12人から計約8千万円を詐取したとして、詐欺容疑で山口容疑者やひろみ容疑者ら14人を逮捕。同社が44都道府県の約1万人から約2100億円を集めたとみて調べを進めている。

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