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原発事故の記憶や復興学ぶ 大学生が福島の伝承館見学

 福島大の学生ら約20人が4日、東京電力福島第1原発事故などの記憶や復興の歩みを後世に伝える「東日本大震災・原子力災害伝承館」(福島県双葉町)を見学した。福島大が特別セミナーとして、9月に開館したばかりの同館で主催。参加者の1人は「原発内部の複雑な仕組みや爆発までの経緯が分かりやすく展示されていた」と話した。

 館長に就任した長崎大原爆後障害医療研究所の高村昇教授が案内。避難所で住民が使っていた生活用品や除染廃棄物を入れるフレコンバッグなどの展示品を見て回った。

 福島大4年国井里央さん(22)は、甲状腺被ばくを防ぐため住民に配られた安定ヨウ素剤を見て「事故直後の緊張した空気がリアルに感じられた」と語る一方で「原発が建設された当時の町の雰囲気を伝える展示品も見てみたかった」と物足りない様子も見せた。

 県内の高等専門学校生も参加。福島大の研究者が放射性物質の海への影響や廃炉技術についての講演も行った。

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