持続化給付金詐欺が続発 警視庁が初の摘発
■名義貸しも「犯罪」
警視庁が初めて摘発した事件には、個人事業主として名義を貸した会社員の男の存在があったとされる。
男は帯金容疑者の知人で捜査2課は詐欺容疑での立件を検討しているほか、帯金容疑者が別の複数の知人にも声をかけて給付金をだまし取ったとみて、裏付けを進めている。
名義人として不正受給の申請者となることについて、捜査関係者は「それほど悪意はなくとも、確実に摘発される。自分が詐欺行為に加担することになるという意識を強く持ち、よからぬ誘いには決して乗らないでほしい」と話す。(千葉元)