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AIで偽アダルト動画作成「ディープフェイク職人」を初摘発

 押収されたパソコンなど、わいせつ動画の作成機材=2日午前、警視庁麻布署
 押収されたパソコンなど、わいせつ動画の作成機材=2日午前、警視庁麻布署

 人工知能を使い人気女性芸能人の架空のアダルト動画を作成してインターネットに公開したとして、警視庁と千葉県警の合同捜査本部は、名誉毀(き)損(そん)と著作権法違反の疑いで、熊本市中央区黒髪の大学2年生、林田拓(たく)海(み)容疑者(21)と兵庫県三田市三輪のシステムエンジニア、大槻隆信容疑者(47)をそれぞれ逮捕した。警視庁によると、社会問題化しているディープフェイクをめぐる逮捕者は全国初。両容疑者はネット上で「ディープフェイク職人」と呼ばれていた。

 ディープフェイクは「ディープラーニング(深層学習)」と「フェイク(偽物)」を組み合わせた造語で、人工知能の顏認証技術を悪用した偽動画などのこと。今回の事件では、既存のアダルト動画の出演者の顔が、若手の女性芸能人の顔にすげ替えられていた。

 警視庁によると、9月末までに確認されたフェイクポルノは3500本以上で約200人が被害に遭うなど社会問題化しており、警察当局が捜査していた。林田容疑者は300人以上が会員登録するフェイクポルノサイトを運営。大槻容疑者は海外のサイトに動画を投稿するなどしていた。

 逮捕容疑は、既存のアダルト動画を流用し、女性芸能人の架空のわいせつ動画をインターネット上に公開、名誉を傷つけたなどとしている。林田容疑者は令和元年12月~2年7月に芸能人2人の偽動画を、大槻容疑者は4月~5月に別の芸能人2人の偽動画をそれぞれ、ネット上で公開していた。

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