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帰還困難区域で稲刈り 福島・大熊、営農へ初試験

 東京電力福島第1原発が立地する福島県大熊町で1日、町農業委員会のメンバーらが、帰還困難区域内の試験栽培の田んぼで稲刈りをした。将来の営農再開へ向けた、放射性物質濃度のデータ収集が目的。県によると、原則立ち入り禁止の同区域では初めてのコメの収穫。

 田んぼは原発から約5キロ南西にある約900平方メートル。2年後の避難指示解除を目指す「特定復興再生拠点区域」にあり除染も終わっている。1日午後、同委員会のメンバーらが手作業で放射性セシウムの検査に必要な150株を刈り取った。残りは廃棄する。

 同委員会の根本友子会長(73)は「震災後初めてにしてはよく実った。数年かけてデータをとり営農再開へつなげたい」と話した。

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