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「職員制圧で骨折」国側とトルコ人男性が和解 大阪地裁

和解を受けて開いた記者会見に出席するムラット・オルハンさん(左)=1日午後、大阪市内
和解を受けて開いた記者会見に出席するムラット・オルハンさん(左)=1日午後、大阪市内

 大阪出入国在留管理局(大阪市住之江区)で平成29年、職員に制圧された際に暴行を受けて右腕骨折の重傷を負ったとして、トルコ国籍のムラット・オルハンさん(36)=大阪府在住=が国に約4200万円の損害賠償を求めた訴訟が、大阪地裁(井上直哉裁判長)で和解したことが1日、分かった。先月29日付。

 和解条項によると、国側が解決金300万円を支払う内容。弁護団によると金額は同様の和解事案と比べて高く、「画期的な内容」と評価している。

 訴状などによると、オルハンさんは27年1月、来日したが入国を拒否され、入管施設に収容された。約2年半後の29年7月、施設内でトラブルとなり職員に連行された際、後ろ手に手錠をかけられた状態で右腕をひねりあげられた。病院で右上腕骨折と診断され後遺症が出たという。

 オルハンさんは難民認定を申請していたが、後に日本人女性と結婚。現在は在留資格を申請中という。1日に大阪市内で記者会見し、「友人にも同じ問題があった。外国人に暴力しないで」と訴えた。

 大阪入管は「規定に基づき有形力を行使したが、結果として骨折させてしまったことは遺憾。今後も適正な処遇に努めたい」とコメントした。

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