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【座間9人殺害 初公判詳報】(2)「金づるか見極め…」「明示の自殺承諾ない」検察側主張

 《白石被告は保釈されると、実家に戻り父親と暮らしながら倉庫会社でのアルバイトを開始。しかし検察側によると、「父親の元を早く離れたい」「女性のヒモになりたい」「スカウト時代の経験上、自殺願望のある女性は言いなりにしやすい」などと考えていたという》

 《そして8月上旬ごろ、最初の被害者となる自殺願望を表明していたAさんとツイッターを通じて知り合った》

 検察官「Aさんに同居を持ち掛け、Aさんから預かった金でアパート(事件現場)を借りた。いずれはAさんが自分から離れていくと感じ、預かった金や所持金を奪うために殺害を決意した」

 《そして最初の事件が起こった8月23日。Aさんの首を絞めたところ、失神した姿に欲情して性交。その後殺害して金を奪った》

 検察官「なぜこの後、白石被告は8件も繰り返したのか。快感と大金を手に入れ、これなら働かないで、性欲も満たされると考えた」

 《その後、7人の女性に対して同様の犯行を続ける。共通する手口は(1)自殺願望のある女性をアパートに誘い入れる(2)女性が金づるになるかどうか見極める(3)金づるになりそうになく自殺願望もないと判断すると、いきなり首を絞めて姦淫(4)首をつって殺害して金を奪い、証拠隠滅のため、徹底的に損壊・遺棄-と検察側は指摘した》

 《また、唯一の男性被害者であるCさんについては、Aさんとつながりがあり、Aさん殺害の発覚を恐れて殺害したとした》

 《争点について、検察側は「被害者を殺害、死体を損壊・遺棄したことに争いはない」とした》

 検察官「最大の争点は、被害者が殺害されることを承諾していたか、ということになる。被害者の明示の承諾はないことに争いはない。検察は被害者は承諾しておらず、単なる殺人だと考えるが、弁護人は各被害者が黙示のうちに承諾していたと主張する」

 検察官「責任能力についても争いがあり、弁護人は何らかの精神障害が存在したはず、とするが、検察としては白石被告は一貫して目的にかなった行動をとっており、何ら精神障害はない」とした。

 《最後に検察は情状面について切り捨てた》

 検察官「自己の欲望の充足を目的とした動機、計画的犯行で卑劣かつ残虐だ。ご遺族の処罰感情、犯行後の事情も悪質だ」

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