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石巻から奄美に魚容器漂着 漁協が再利用「喜ばしい」

 平成23年の東日本大震災の津波で宮城県石巻市から流された石巻魚市場のプラスチック製容器が、1500キロ以上離れた鹿児島・奄美大島南部の瀬戸内町の海岸で見つかった。町の仲介で瀬戸内漁協が再利用することが決まり、石巻魚市場の関係者は「喜ばしい」と話している。

 石巻魚市場などによると、容器は縦約1・2メートル、横約1・7メートル、高さ約70センチ。表面に傷はあるが、水漏れはない。側面に「石巻魚市」の文字が入り、魚や氷などを入れ陳列用に使っていた。震災当時、約500個を所有していたが、ほとんどが流されたという。

 瀬戸内町阿木名の海岸をほぼ毎日散歩しているという地元の高塚輝美さん(67)が8日朝、容器が流れ着いているのを発見。「何年もかけてこんな所にまで来たことは不思議」と驚いていた。瀬戸内漁協が既に回収し、シラヒゲウニの試験養殖に使う予定。

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