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ケリー被告の初公判始まる ゴーン被告の報酬過少記載事件

初公判のため東京地裁に入る日産自動車元代表取締役のグレゴリー・ケリー被告=15日午前10時3分、東京都千代田区(代表撮影)
初公判のため東京地裁に入る日産自動車元代表取締役のグレゴリー・ケリー被告=15日午前10時3分、東京都千代田区(代表撮影)

 日産自動車元会長、カルロス・ゴーン被告(66)の役員報酬を過少に記載したとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪に問われた元代表取締役、グレゴリー・ケリー被告(64)と、法人としての日産の初公判が15日午前、東京地裁(下津健司裁判長)で始まった。ケリー被告は無罪を主張し、検察側と全面的に争う。日産は起訴内容を認める方針。

 グレーのスーツ姿にマスクを着けたケリー被告は午前10時ごろ、メモ用紙を手に、落ち着いた様子で地裁に入った。これに先立ち、地裁では多くの人が傍聴券を求めた。

 最大の争点は、ゴーン被告の退任後に支払われる未払い分の報酬が、報告書に記載すべき確定した報酬だったかどうか。検察側は巨額報酬への批判を避けるため「真実の報酬額を隠蔽した」と主張し、弁護側は「記載すべき確定した報酬ではなかった」としている。

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