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「あの日を忘れない」 東日本大震災から9年半、仙台でメモリアルコンサート

「せんだい3・11メモリアル交流館」では、東日本大震災の犠牲者を悼むメモリアルコンサートが開催された=11日、仙台市若林区(塔野岡剛撮影)
「せんだい3・11メモリアル交流館」では、東日本大震災の犠牲者を悼むメモリアルコンサートが開催された=11日、仙台市若林区(塔野岡剛撮影)

 東日本大震災は11日で発生から9年半を迎えた。仙台市若林区の震災伝承施設「せんだい3・11メモリアル交流館」ではこの日、新型コロナウイルスの影響で延期となっていたメモリアルコンサートが今年初めて開かれた。同館では震災時の保健師の奮闘を紹介する企画展も開催中。「あの日を忘れない」。訪れた人々は、震災への思いを新たにしていた。

 メモリアルコンサートは公益財団法人「音楽の力による復興センター・東北」が企画。平成28年から毎年、震災の月命日に5回行われてきたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催を見送っていた。この日は観客を20人に絞り、検温や消毒を実施するなど感染予防対策を徹底した上で、ピアニストの門脇麻美さんの演奏に聞き入った。

 鑑賞した近くの復興住宅で暮らす女性(76)は震災時、東松島市の自宅が津波に流され、夫=当時(72)=が犠牲になったという。女性は「時間がたつにつれ震災の記憶が薄れていく中、あの日のことを忘れないためにも足を運んだ」と語った。

 一方、同館では13日まで企画展「3・11現場の事実×心の真実『世界がすこやかであるために~東日本大震災と保健活動』」を開催。同館の担当者は「震災時に被災者に寄り添い続けた保健師の仕事を知ってほしい」と話していた。

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