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秋元容疑者、なりふり構わず 「賄賂受領の否定」求め IR汚職

 カジノを含む統合型リゾート施設(IR)汚職をめぐる証人買収事件で、9日に組織犯罪処罰法違反(証人等買収)容疑で再逮捕された衆院議員、秋元司容疑者(48)は、支援者の知人2人をそれぞれ贈賄側の2被告に接触させ、虚偽証言をするよう働きかけていた疑いが持たれている。自身と贈賄側双方の弁護人を協議させる計画が難航し、東京地検特捜部は、秋元容疑者が「賄賂受領の否定」という自身の主張を貫くため、なりふり構わず2ルートの買収工作に走った-との構図を描く。

 「なんとかならないかな」。IR汚職をめぐって収賄罪で2月に起訴された秋元容疑者は保釈後の3月、支援者と会合を開いて贈賄側の「(平成29年9月、秋元容疑者に)300万円を渡した」との供述について、こうぼやいたという。

 関係者によると、秋元容疑者は双方の弁護人を通じて争点を協議しようと試みたが実現せず、「表」の交渉ルートと並行して、禁じ手となる水面下での直接交渉を計画し、翻意を促そうとしたとみられている。

 今回の逮捕容疑で共謀したとされる支援者で職業不詳、松浦大助容疑者(51)は3月の会合に出席。政財界や芸能界と太いパイプがあり、「最後のフィクサー」の異名を持つ朝堂院大覚(ちょうどういん・だいかく)氏の息子で、長年にわたって秋元容疑者を支援してきた。保釈された秋元容疑者と複数回会い、「(贈賄側を買収するよう)依頼された」と供述している。

 松浦容疑者は、宮武和寛被告(49)=組織犯罪処罰法違反(証人等買収)罪で起訴=が那覇市内でIR汚職事件で贈賄側の中国企業「500ドットコム」元顧問、仲里勝憲被告(48)に「(現金が渡ったとされる)9月28日に秋元容疑者と会っていないことにしてほしい」と申し入れた際にも現地に赴いていた。宮武被告が説得する様子を直接確認していたほか、買収資金の準備にも関与していたとみられる。

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