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【動画】相次ぐ家畜ドロボウ 被害は700匹以上 牛、豚、鶏はどこに…

■「知識や経験必要」

 「空いている豚舎があり、豚を飼える施設や知識、経験がある人の可能性がある」。そう分析するのは養豚に詳しい農畜産物コンサルタントの青木隆夫氏だ。昭和35年に約80万戸あった養豚農家は現在、約4300戸まで減少。農家数の減少が続いており、空いている豚舎もあるとみられる。

 さらに、青木氏によると、子豚でも1日2~3キロのエサを食べる上、糞尿の処理など経験や知識が必要となる。「国産の豚肉の相場は高くなっているが、養豚は素人が扱えるほど簡単ではない。狭い業界なので、一般の人が突然、食肉処理場に持ち込むことは難しく、闇ルートの存在も考えにくい」と指摘する。

 元警視庁捜査1課理事官の大峯泰広氏も「家畜を保管する場所があり、取り扱いに慣れている同業者によるものか、その関係者による犯行の可能性があるのではないか」と分析する。

 大峯氏は、指示役や盗難役、運搬役など最低でも4~5人のグループの組織的犯行とみて「解体して販売するカネ目当てだろう」と指摘。「個体識別番号があって国内市場に出回らないのであれば、解体から販売までの闇のルートが確立されていることもあり得る。いずれにせよここまで大規模な家畜盗難事件は聞いたことがない」と話した。

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