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不安な一夜明け、熊本市内は人通りなく閑散

熊本市内では、ガラスにテープで対策されてい店舗が見られた=7日午前7時55分、熊本市中央区(彦野公太朗撮影)
熊本市内では、ガラスにテープで対策されてい店舗が見られた=7日午前7時55分、熊本市中央区(彦野公太朗撮影)

 大型で非常に強い勢力を保ちながら日本列島に迫った台風10号は、6日から7日にかけて九州に最接近した。7日未明には各地で強い風雨となり、けが人や建物への被害も出た。

 強い風や雨が予想され、市内全域に避難指示が出された熊本市。警戒感がピークに達していた6日夜は、飲食店や商店の大半が閉店時間を早めるなどの対応をとり、外出する市民もほとんどいなかった。

 市内の6日から7日朝にかけての瞬間最大風速は17・8メートル。予想されたほどの強い風雨は観測されず、一部でごみや落ち葉が散乱したものの、建物への目立った被害はなかった。

 「停電が心配で浴槽に水をためておいたが、朝方に少し風の音がしたくらいだった」。熊本市中央区の会社員、伊藤健吾さん(47)は自宅マンションで夜を過ごした。台風の接近を受けて7日も仕事は休みだといい、「思ったよりも被害が小さくてほっとした」と話した。

 熊本市中心部では7日朝は外出する人の姿もみられたが、時折、傘や雨具があおられるほどの強い風が吹き、交通量や人通りはまばら。市内では7日も休業を決めていた企業や飲食店が多く、24時間営業のコンビニエンスストアも一部店舗がシャッターを閉めたままだった。

 JR九州は、九州新幹線や在来線を7日も終日運休。普段は通勤客らで混雑するJR熊本駅には運休を伝えるホワイトボードが置かれ、駅構内は閑散としていた。

 ホテルや避難所にも多くの市民が身を寄せた。同駅前の複合ビルに設けられた避難所に避難した同市西区の女性(65)は「自宅は一軒家で古いので、強風が不安で避難した。自宅の様子を見に帰りたいが、まだ風も強いし、タクシーもなかなかつかまらない」と疲れた表情を浮かべた。

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