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第1原発事故の教訓後世へ 福島県の伝承施設公開

報道陣に公開された「東日本大震災・原子力災害伝承館」=5日午後、福島県双葉町
報道陣に公開された「東日本大震災・原子力災害伝承館」=5日午後、福島県双葉町
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 東京電力福島第1原発事故などの記憶や教訓を後世に継承する福島県のアーカイブ拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」が、第1原発が立地する双葉町に完成し5日、報道陣に公開された。20日にオープンし、約160点の展示資料や大型スクリーンを使った映像で、記憶の風化を防ぐ狙いだ。

 当初は今夏の開館を目指していたが、新型コロナウイルスの影響で遅れた。施設は地上3階建てで、延べ床面積約5300平方メートル。震災や原発事故の時系列に沿って6つのエリアに分けた。

 事故直後の混乱を伝えるゾーンには、放射性ヨウ素の測定結果を手書きで記した、旧原子力センター(大熊町)のホワイトボードを展示。防護服や除染廃棄物を詰める袋「フレコンバッグ」も置かれ、長期化する除染作業の現状を伝える。

 海外の来場者には英語や中国語、韓国語で説明を読めるタブレット端末を貸し出す。小林孝副館長は「原発事故の経験を、国内外に広く知ってもらいたい」と話した。

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