PR

ニュース 社会

紀伊半島豪雨9年 LED灯し冥福祈る

慰霊碑前で手を合わせる参列者=4日午前1時2分、和歌山県那智勝浦町(渡辺恭晃撮影)
慰霊碑前で手を合わせる参列者=4日午前1時2分、和歌山県那智勝浦町(渡辺恭晃撮影)

 和歌山、奈良、三重の3県で計88人が死亡・行方不明となった平成23年の紀伊半島豪雨から9年。29人が死亡・行方不明となった和歌山県那智勝浦町では、土石流が発生したとされる4日未明、遺族ら約20人が犠牲者の冥福を祈った。

 会場は被害の大きかった井関地区の「紀伊半島大水害記念公園」。例年は犠牲になった男子中学生=当時(15)=の同級生らが地域の人らとともにろうそくを作っている。今年は、ろうそく作りの際に新型コロナウイルスの感染リスクが高まる3密(密閉・密集・密接)になる可能性があるとして、発光ダイオード(LED)に変更。慰霊行事の時間も例年2時間だったのを約30分間に短縮した。

 土石流の発生に合わせた午前1時、ろうそくの形のLED29個をともし、集まった人らが黙祷(もくとう)。おいと父親を亡くした町遺族会代表の岩渕三千生(みちお)さん(59)は「紀伊半島豪雨のような災害が起こらないよう、見守ってくださいとお祈りした。後世に語り継いでいかないといけない」。岩渕さんの母、千鶴さん(80)は「いつもここに来たときは、見守ってほしいと祈る。きょうも同じ」と語った。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ