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暑さ原因は「2階建て高気圧」 浜松で史上最高タイ41・1度

厳しい暑さとなった浜松市で、日傘や手で強い日差しを遮る歩行者=16日午後
厳しい暑さとなった浜松市で、日傘や手で強い日差しを遮る歩行者=16日午後

 日本列島は17日にも各地で猛暑を記録し、浜松市中区では、平成30年7月の埼玉県熊谷市と並ぶ国内史上最高タイの41・1度を観測した。同市天竜区では16日に今夏の国内最高気温40・9度を記録したばかり。気象庁によると、厳しい暑さは少なくとも今週いっぱいは続く見通しだ。

 気象庁の異常気象情報センターの中三川浩所長によると、猛暑を招いたのは7月の長梅雨ももたらした偏西風。偏西風が蛇行したことで、高気圧が2階建てになったことが要因という。

 8月は下層にある太平洋高気圧が列島全体に張り出したうえ、偏西風が列島を避けるように北方に蛇行したため、チベット高気圧も偏西風に邪魔されずに本州から九州までを太平洋高気圧の上から覆ったからだ。

 高気圧では空気が下方に向かうことで、雲ができにくく、日射が増える。空気が圧縮されて気温も高まる。高気圧が強いと、隣あう低気圧との気圧差が大きくなって風も強まるため、暖かく湿った風も大量に日本に吹き付けたようだ。

 天気相談所の立原秀一所長によると、17日午前9時の時点で、上空800メートルの気温は観測史上2位の28・2度を記録。今月15日に記録した28・3度に迫り、地表の気温上昇を準備した。

 浜松市付近では北西からの風が日本海側から山脈を上って吹き付けたことも気温上昇を後押しした。風が山脈を上って下る過程で気圧の関係で乾燥して温度が高くなる「フェーン現象」が発生したとみられる。

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