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京アニ放火殺人 18日で1年 容疑者責任能力も焦点

 アニメ制作会社「京都アニメーション」の放火殺人事件は18日で発生から1年となる。殺人容疑などで逮捕された青葉真司容疑者(42)は容疑を認めたが、弁護側は供述の任意性などを争う姿勢を示している。現在は鑑定留置中で、事件当時の刑事責任能力も今後の捜査や公判の焦点となりそうだ。

 青葉容疑者は「自分の小説を盗まれた」と供述したが、京アニ側は「自社の作品との間に類似点はない」と説明。府警は一方的な恨みを募らせたとみている。一方、放火した際の状況を「自分の右腕に火がついたので外に出た。1階に3~4人がいるのは見た」と詳しく話した部分があるものの、記憶が薄れている様子もみられるという。

 これに対し弁護側は、青葉容疑者の勾留を不服として特別抗告したり、勾留理由開示手続きを請求したりと対決色を鮮明にし、取り調べの任意性についても争う姿勢を見せている。

 鑑定留置では精神科医が容疑者と面談し、精神障害が犯行にどのような影響を及ぼしたかを鑑定書にまとめる。捜査関係者によると、青葉容疑者は鑑定のたび、大阪拘置所から病院に搬送され、医師の面談を受けているという。

 今後、鑑定結果を受けて京都地検が刑事責任能力の有無や程度について検討し、起訴するかどうかを判断する。供述や刑事責任能力といった争点のほか、犠牲者が多数に上ることもあり、裁判前に事前に争点を絞り込む「公判前整理手続き」や公判での審理は長期化が予想されている。

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