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大雨特別警報の岐阜、長野 震度1~2も相次ぎ「二重の警戒必要」

記者会見で、岐阜、長野両県の大雨特別警報の発表状況について説明する気象庁の中本能久予報課長=8日午前7時32分、気象庁
記者会見で、岐阜、長野両県の大雨特別警報の発表状況について説明する気象庁の中本能久予報課長=8日午前7時32分、気象庁

 気象庁は8日午前、岐阜、長野両県の自治体に相次いで大雨特別警報を発表し、最大級の警戒を呼び掛けた。西日本から東北地方の広い範囲で9日にかけて非常に激しい雨や激しい雨がふるおそれがあるという。

 岐阜、長野両県では、これまでの雨で既に地盤が緩んだり、河川の水量が増したりしている上に、震度1~2の地震も相次いでおり、気象庁は「二重の警戒が必要」としている。

 同庁によると、北西にある高気圧が南東方向に移動。梅雨前線に向かって流入している暖かく湿った空気が集まる地点が九州から東方向にずれ、降雨の重点が長野、岐阜両県に移ったとみられるという。

 九州から東北に伸びる梅雨前線は10日にかけて西日本・東日本に停滞する見込み。南西から暖かく湿った空気が前線に向かって流入し、大気が不安定な状態が続いている。

 岐阜県では、下呂市(萩原)で1時間に71・5ミリ、高山市(宮之前)で65・5ミリの非常に激しい雨を観測。24時間雨量では、下呂市(萩原)で414ミリ、高山市(宮之前)が309ミリ、同市(船山)が275ミリをそれぞれ超え、地点の観測史上1位を更新した。長野県は王滝村で235・5ミリ、松本市(上高地)で219・5ミリを観測した。

 9日午前6時までの24時間予想雨量は、いずれも多い地域で東海300ミリ、近畿、九州南部200ミリ、関東甲信180ミリ、四国150ミリ、北陸100ミリ。10日午前6時までの48時間予想雨量は、東海350~450ミリ、近畿250~350ミリ、九州南部200~400ミリ、四国、関東甲信200~300ミリ、九州北部150~250ミリ、北陸、東北100~150ミリ。

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