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JA対馬の元職員、不正流用は17億円超

 長崎県対馬市の対馬農業協同組合(JA対馬)で昨年1月、男性元職員=同2月死亡=による共済金の不正流用が明らかになった問題で、JA対馬は29日までに、流用額が9年間で17億7621万円に上ったとの第三者委員会の最終報告書を公表した。6億8800万円が回収できない見込みで、今年度決算に特別損失として計上する。元職員の刑事告訴も検討している。

 JA対馬によると、元職員は平成22~30年度、自然災害で契約者宅に被害が出たなどと偽って共済金を請求したり、契約者に無断で解約したりするなどの手口を繰り返し、約2400件の不正をしていた。被害者は476人と13団体。流用した共済金の使途は確認できなかった。

 不正流用は昨年1月に発覚。内部調査が行われていた同2月、元職員は海中に転落した車から見つかり、死亡が確認された。弁護士らで作る第三者委員会が調査を進めていた。

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