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逮捕2市議、別職員に情報要求も断られたか 東京・府中市官製談合

 東京都府中市が発注した工事をめぐる官製談合事件で、最低制限価格を同市参事から聞き出し、業者に伝えて落札させたとして公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕された市議2人が、ほかの市職員にも工事の情報を要求したとみられることが3日、関係者への取材で分かった。市側の調査に、市職員は情報を求められたことを認めたが「質問には答えなかった」と説明しているという。警視庁捜査2課は市議と参事の関係などを調べている。

 参事の塚田雅司容疑者(56)=官製談合防止法違反容疑で逮捕=は都市整備部長だった昨年8月、いずれも市議の村木茂容疑者(73)に公園拡張工事の最低制限価格を、臼井克寿(かつひさ)容疑者(44)に東京五輪のロードレースで使われる道路工事の同価格を漏洩(ろうえい)したとして逮捕された。

 2件の工事は最低制限価格と数円差か同額で市内の業者が落札。結果が不自然だとして市が内部調査に乗り出す直前、塚田容疑者が副市長に漏洩を明かし、「東京五輪の影響で材料費が高騰し、予定価格内で落札されない工事が多くなっていた。順調に工事を進められるよう価格を漏らした」などと話したという。

 市が職員や退職者に行った聞き取りでは「市議らから情報を求められたことがあるが教えなかった」との回答があったという。

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