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アニメ「鬼滅の刃」制作会社、脱税1億3900万円 東京国税局が告発

アニメ制作会社「ユーフォーテーブル」が運営するカフェ=5月、東京都中野区
アニメ制作会社「ユーフォーテーブル」が運営するカフェ=5月、東京都中野区

 法人税や消費税など計約1億3900万円を脱税したとして、東京国税局査察部が法人税法違反などの罪で、大ヒットアニメ「鬼滅の刃」などを手掛けるアニメーション制作会社「ユーフォーテーブル」(東京都中野区)の近藤光社長(50)を東京地検に告発したことが3日、関係者への取材で分かった。

 近藤社長の代理人弁護士は取材に対し、すでに修正申告や納税を済ませたと説明。「ファンや関係者にご心配、ご迷惑をおかけし、心よりおわび申し上げる。本件を契機に法令を順守し、経営の適正化に努める」などとコメントした。

 関係者によると、同社はアニメ制作のほか、中野区内や徳島、名古屋、大阪などでカフェやダイニングを経営。近藤社長はこのうち都内の店舗の現金売り上げの一部を除外する手口で、平成27年8月期と29、30年8月期の計3年間で約4億4600万円の法人所得を隠すなどしたとされる。

 近藤社長は決算期末後、店舗の現金売り上げの一部を管理データから減額するよう経理担当者に指示。さらに帳簿も改竄(かいざん)するなどし、脱税で得た資金は別の事業に充てていたという。

 同社は鬼滅の刃のほか、「テイルズオブ」シリーズや「Fate」シリーズなどの人気作品を制作。経営するカフェなどでは自社アニメに関連するメニューを提供し、近藤社長の出身地・徳島ではアニメ専門の映画館も運営している。

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