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津波逃れるための丘完成 仙台、5千人超が避難可能

 東日本大震災の津波で被災した仙台市若林区荒浜地区の防災集団移転跡地に27日、津波来襲時に最大約5300人が駆け上がれる「避難の丘」が完成した。付近に来春オープン予定の観光果樹園や、海水浴場を訪れる観光客らの避難場所として活用する。

 芝生に覆われた山頂部は海抜約10メートル、面積約5700平方メートルで、同じ目的で市沿岸部に整備した5カ所の丘で最大規模。救助用ヘリコプターが発着できるスペースも設けた。平時は広場として利用し、避難訓練も行う。

 一帯は震災後、災害危険区域に指定され、住民は移転した。市の復興計画では跡地に運動施設などを整備し、観光や地域交流の拠点とする方針。

 市の担当者は「避難先を確保し、多くの人に安心して荒浜を訪ねてもらいたい」と話している。

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