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不祥事で辞職・懲戒免職…検察幹部、過去にも

 東京高検の黒川弘務検事長(63)が21日、週刊誌で報じられた賭けマージャン問題の責任をとって辞表を提出した。22日の閣議で辞職が承認される見通しだ。不祥事で検察幹部が辞職したり、懲戒免職になったりしたケースは、これまでも繰り返されてきた。

 平成11年、東京高検の則定衛(のりさだ・まもる)検事長(当時)が東京・銀座の元ホステスの女性を同伴して公務出張していた問題などが月刊誌に掲載されて発覚。最高検は「清廉であるべき検察への信頼を損ないかねず、厳重注意処分に付すのが相当」と判断。則定氏は厳重注意を受けて辞職した。

 13年に福岡地検の山下永寿次席検事(当時)が、福岡高裁判事の妻による脅迫事件の捜査情報を判事に漏らしていたことが分かり、後に依願退職。国家公務員法(守秘義務)違反容疑で捜査されたが、「違法とまでは言えない」として不起訴となった。

 翌14年、暴力団関係者の情報収集に便宜を図る見返りに高級クラブなどで接待を受けるなどしたとして、収賄容疑などで大阪高検の三井環(たまき)公安部長(当時)が逮捕された。検察庁の調査活動費(調活費)の不正流用疑惑を告発しようとテレビ番組の取材を受ける直前の逮捕だったため、三井氏側は「検察による口封じ逮捕」と主張したが、懲戒免職となった後に実刑が確定した。

 22年には、厚生労働省を舞台とした郵便不正事件に絡み、大阪地検特捜部の主任検事(当時、後に証拠隠滅罪で実刑確定)が押収証拠のフロッピーディスクのデータを改竄(かいざん)したのを知りながら隠蔽(いんぺい)したとして、犯人隠避容疑で大坪弘道元特捜部長らが逮捕された。起訴され懲戒免職となった大坪氏らは無罪を主張したが、有罪が確定した。

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