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溶岩流、短時間で市街地に 富士山噴火想定を改定

ハザードマップ改定の中間報告が公表された富士山。手前は山梨県富士吉田市=昨年12月(渡辺浩撮影)
ハザードマップ改定の中間報告が公表された富士山。手前は山梨県富士吉田市=昨年12月(渡辺浩撮影)

 山梨、静岡両県などでつくる富士山火山防災対策協議会は30日、富士山噴火の被害を想定したハザードマップ(災害予測地図)改定の中間報告を公表した。山梨県富士吉田市や静岡県富士宮市では、噴火から短時間で溶岩流が市街地に到達する想定だ。

 現行のハザードマップは平成16年につくられたが、想定火口に現行より市街地に近い「雁ノ穴火口」(富士吉田市)や「二子山火口」(静岡県富士宮市)などが加わったため改定。被害想定範囲が広がり、市街地への溶岩流到達時間が早まった。

 想定では、雁ノ穴火口周辺が小規模噴火した場合、溶岩流は間もなく「道の駅富士吉田」をのみ込み、2時間以内に市立病院や学校周辺など住宅地に到達。6日後にかけて、北東に約10キロ離れた同県西桂町に達するとしている。

 時速100キロ以上で破壊力が大きい火砕流の到達想定も伸び、東富士五湖道路や富士山スカイラインなど主要道路が寸断するケースがあった。避難に支障が出るため、避難計画の大幅見直しが必要だ。

 記者会見した協議会会長の長崎幸太郎山梨県知事は「富士吉田の市街地に短時間で溶岩流が達するのは大きな衝撃だ。早く避難するための工夫を早急に講じたい」と語った。

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