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袴田さん「再審開始を」 釈放6年、支援者ら要請

散歩の途中で穏やかな表情を見せる袴田巌さん=25日、浜松市
散歩の途中で穏やかな表情を見せる袴田巌さん=25日、浜松市

 平成8年に静岡県で一家4人が殺害された強盗殺人事件で死刑が確定し、第2次再審請求中の元プロボクサー、袴田巌さん(84)の支援者らが27日、最高裁を訪れ、「冤罪(えんざい)を晴らし、名誉を回復させ、残された余生を全うできるように再審開始をただちに判断すべきだ」と求める要請書を提出した。

 この日は静岡地裁の再審開始決定を受けて袴田さんが約48年ぶりに釈放されてから、ちょうど丸6年。ただ地裁決定は30年6月に東京高裁が覆したため、弁護団が特別抗告して現在、最高裁の判断を待っている。

 要請書では3月27日を「袴田さん復活の第一歩を踏み出したことで、いわば第2の誕生日ともいえる日だった」としつつ「検察の不当な即時抗告がなければ、再審公判によって晴れて無罪判決が獲得できたはずだ」と主張。最高裁に対しては「ただちにすべきなのは東京高裁決定の誤りを認めることだ。静岡地裁決定を取り消すことは許されない」と求めた。

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