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東京拘置所へ「巡礼」継続か 地下鉄サリン25年 麻原元死刑囚への帰依なお強固

東京拘置所=17日午前、東京都葛飾区(川口良介撮影)
東京拘置所=17日午前、東京都葛飾区(川口良介撮影)

 オウム真理教による一連の事件を首謀した元教祖の麻原彰晃元死刑囚=執行時(63)、本名・松本智津夫=の刑が執行され、遺骨が保管される東京拘置所の周辺で、後継団体の信者による祈りなどの特異行動が続いていることが17日、警察当局への取材で分かった。元死刑囚を殉教者に見立てた「巡礼」の可能性もあり、動向を注視している。20日で地下鉄サリン事件から25年。

 警察当局によると、巡礼行為は定期的に確認され、元死刑囚の誕生月の3月や刑が執行された7月6日前後には増加するという。

 公安調査庁によると、オウム真理教は現在、元死刑囚への絶対的な帰依を維持する「Aleph」(アレフ)、意見対立で分派した「山田らの集団」、元死刑囚の影響を払拭したと強調する「ひかりの輪」の3団体に分かれ、活動を継続。ひかりの輪も、元死刑囚のゆかりの地とされる神社を訪問するなどしており、同庁は3団体とも「麻原(元死刑囚)の影響下にある」とみている。

 一方、東京拘置所周辺での祈祷などを控えるよう信者に通達した団体もある。警察関係者は通達の狙いについて、「表立って巡礼行為を続ければ、麻原(元死刑囚)の影響下にあることが露見する。さらなる警戒を招くことを防ぐためのカモフラージュではないか」とみる。そのうえで、祈祷などを続ける信者の存在は「麻原(元死刑囚)への狂信性を裏付けるもので、少数でも注意を払う必要がある」と指摘している。

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