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相模原殺傷判決 美帆さん母「区切りだが終わりではない」

美帆さんの母のコメント
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 「障害がある人は社会に必要」。相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で45人が殺傷された事件の犠牲者、美帆(みほ)さん=当時(19)=の母親は娘の存在の大きさを意見陳述で語った。「重度障害者は不要」と差別発言を繰り返した植松聖(さとし)被告(30)に16日、横浜地裁が死刑判決を言い渡した後、「当然の結果だと思う。悲しみは変わらない。大きな区切りであるけれど終わりではない」と直筆コメントを寄せた。

 家族で新しい土地に引っ越した時のことが忘れられない。道に迷って不安になった自分の隣で、幼かった美帆さんが泣きだした。言葉は話せなくても、人の気持ちが誰よりも分かっているのだと気付いた。

 アルバムには、美帆さんの横で特別支援学校の先生やヘルパーら、多くの人が満面の笑みを浮かべている写真がある。娘が周囲と一緒に優しい気持ちやうれしい気持ちを「生み出していた」と実感する。

12歳(中学1年)の美帆さん(遺族提供)
12歳(中学1年)の美帆さん(遺族提供)
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 今でも娘の遺影に手を合わせながら「何をしているのだろう」と思う。悲しみは消えないが、美帆さんの命を無駄にしないためにも「これから自分のできることをしながら生きていこうと思います」とコメントにつづった。

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