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相模原殺傷事件、週明け16日判決へ 責任能力焦点

神奈川県警津久井署に入る植松聖容疑者=平成28年7月27日、相模原市緑区(桐原正道撮影)
神奈川県警津久井署に入る植松聖容疑者=平成28年7月27日、相模原市緑区(桐原正道撮影)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年7月、入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人罪などに問われた元職員、植松聖(さとし)被告(30)の裁判員裁判の判決公判が16日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で開かれる。公判は2月に結審。検察側の死刑求刑に対し、弁護側は大麻使用による心神喪失状態にあったなどとして無罪を主張し、双方は法廷で鋭く対立した。公判の争点を振り返る。

■植松被告と大麻

 「皆さま、長い間付き合っていただき、ありがとうございました」。黒いスーツに身を包んだ植松被告は、最終意見陳述で法廷内にいる人々に、こう朗々と述べた。初公判から結審までに開かれた公判は、16回を数えた。

 植松被告の刑事責任能力の有無や程度といった争点を考える際に、大きく関わってくるのが、被告が使用し続けた大麻の影響だ。

 検察側は、植松被告を精神鑑定した医師による「人格障害であるパーソナリティー障害のほか大麻使用障害、大麻中毒」との診断を、そして弁護側は別の精神科医による「大麻精神病」とする診断を基礎にして、それぞれの主張を戦わせた。

■「乱用期」と位置付け

 植松被告は公判中も、大麻について「本当に素晴らしい草です」と冗舌に語るなど強い執着心を示していた。

 弁護側は、植松被告が大麻を使用し始めた時期を園への就職後としている。

 植松被告は25年4月から、園の常勤職員となっており、被告自身の「23、24歳ごろから大麻を吸っていた」とする供述とも一致する。使用頻度は週に4、5回、多いときは1日に数回使っていたとみられる。

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